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Apple Watchの外出先での充電問題を考える

7月8日(火)スタートのプライムデー先行セール、7月11日(金)から14日(月)のAmazonプライムデーに合わせて、外出時のApple Watchの充電環境を整えていこうと思います。

これまでは、宿泊する場合にはApple Watch純正ケーブルを持ち歩いていたのですが、日帰りの場合は充電の対策をとっていませんでした。
なんとか1日充電は持つものの、Apple WatchにSuicaを登録しているので電車に乗って帰宅する必要があるときはバッテリーが切れやしないかヒヤヒヤすることがありました。

今回、自宅用にベルキンの充電ドックを導入したことから、純正ケーブルではなく、使い勝手の良さそうなモノを導入しようと考えています。
購入の候補として考えているのはCIOSMARTCOBY DUAL、と同じくCIOのNovaWave 3Way+の2モデル。
SMARTCOBY DUALはApple Watch専用のモバイルバッテリーで、NovaWave 3Way+はQi2に対応したiPhoneとApple Watchの同時充電に対応したワイヤレス充電器です。

購入を検討するにあたって、2モデルの特徴を比較していきたいと思います。



SMARTCOBY DUALの特徴

まずはじめにSMARTCOBY DUALですが、こちらはApple Watch専用のモバイルバッテリーになります。
SMARTCOBY DUALは外出先で充電が必要になった場合、これ単体でどこでも充電することが可能です。
ときでも、これ1つあれば解決します。
またMFi認証の高速充電モジュール搭載、いわゆるApple製品との互換性が保証されている製品になりますので、OSのアップデートによって充電が出来なくなる心配もありません。

スペックについては、最大出力3Wの高速充電に対応していて、約75分で充電が完了します。
サイズは約38x74x18(横x縦x厚さ)で重量が約60g、ミントタブレットのようなサイズ感です。
コンパクトながら、バッテリー容量は950mAhで、Apple Watchは約1.5回・Apple Watch Ultraは約0.8回充電が可能です。

ひとつ残念な点は、オス端子しかないこと。
NovaPort TRIOⅡ 67W 2C1Aなどの充電器に直接つなぐ必要があり、ケーブル充電をするためには片方がメス端子になっている必要があります。
メス端子…、持ってないですよね。
さすがにそれだけのために購入できないです。

もうひとつ気になるところは、発売開始から2年近く経過している事。
後述するNovaWave 3Way+と比較すると、MFi認証の高速充電モジュール搭載ではあるものの、最大出力が劣っています。近い将来、メス端子の搭載・最大出力が強化された後継機が発売されるのでは期待してしまします。

NovaWave 3Way+の特徴

次にNovaWave 3Way+ですが、iPhoneとApple Watchの同時充電に対応したワイヤレス充電器です。
NovaWave 3Way+はQi2規格に対応しており、iPhoneは15W・Apple Watchは5Wで同時充電が可能です。
そう、同時充電でiPhoneは15W・Apple Watchは5Wが可能なんです!
これ、地味にすごくないですか??
前機種のNovaWave 3Wayの最大出力は、iPhoneは7W・Apple Watchは2.5Wだったので、出力が2倍になっています。
出力だけでいうと、先日記事を掲載したベルキンの2 in 1 ワイヤレス充電ドックと変わらないんですよね。

サイズは約67.8x60x14mmで重量が69g、前機種のNovaWave 3Wayは約67.85x60x11mmで重量が58gなので、3mm厚くなったため重量が約10g重たくなっています。
Qi2規格に対応した最大出力の強化を考慮すると、トレードオフと捉えるのが妥当かなと思います。

NovaWave 3Way+の欠点は、外出先で単体で充電が出来ないこと。
当たり前ですが、あくまでも充電器なので別途コンセントなどの電源が必要になります。
したがって、NovaWave 3Way+とは別に充電器やケーブルを別途持ち歩く必要があるので、SMARTCOBY DUALより持ち物が多くなります。

もうひとつ気になる点は、MFi認証を受けていないサードパーティ製であることです。
サードパーティ製は安価である反面、iOSのアップデート後に互換性がなくなって使用できなくなる可能性があります。
こちらについては実際にAppleの規制が入るかどうかわかりませんが、理解したうえで導入する必要があります。

まとめ

2モデルを比較した結果、今の気分は6対4でわずかにNovaWave 3Way+に傾いています。
SMARTCOBY DUALが活躍するシチュエーションは、外出先で急遽バッテリーの充電が必要になった場合。
1日外出した帰りに電車料金をSuicaで支払おうとした際、Apple Watchが充電切れになっているパターンが一番困るケースですね。Apple Watchを購入して1年ほど経過しますが、今のところなんとかギリギリで持ちこたえているので、確率的には低いのかもしれません。
また最近は、私鉄を中心にクレジットカードのタッチ決済も普及してきているので、交通系ICカードじゃなくてはいけないという状況でもなくなってきました。

NovaWave 3Way+が活躍するシチュエーションは、外出先でも電源が確保できている場合です。
普段の生活ではオフィス・車移動ともに電源が確保できているので、NovaWave 3Way+を接続してApple Watchに追い充電することや、宿泊先で充電するときにコンパクトな充電器として持ち運ぶことが想定できます。
ただしNovaWave 3Way+単体では充電できないので、充電器の充電器として「NovaPort TRIOⅡ 67W 2C1A」のようなプラグ付きの充電器か、モバイルバッテリーを接続して電源を確保する必要があります。
iPhone16を購入した時にCIOの「SMARTCOBY SLIM 5K」モバイルバッテリーを購入したので、1日外出時の緊急の際はこれで代用できるのかなと感じました。

NovaWave 3Way+に気持ちが傾いている最大の理由は、iPhone用とApple Watch用にそれぞれモバイルバッテリーを管理することが少し面倒に感じたことです。
加えて、日常生活において電源を確保できない状況で1日外出するケースよりも、宿泊先で充電器が必要になるケースの方が多いので、自分の生活スタイルにはNovaWave 3Way+があっているように感じました。

残念ながら、今の時点で今回のプライムデー先行セール・AmazonプライムデーのリストにNovaWave 3Way+が入ってないのですが、サプライズで追加されることを期待したいと思います。

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