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Apple Watch Series 9を2ヶ月使ってみてわかったこと

Series 7発売時からApple Watchを購入しようか迷い続け、その都度『迷ったら買わない』を選択をしていたのですが、今回は『Apple Watchが欲しい』気持ちが抑えきれず、Series 10が発売されるまであと2ヶ月のタイミングで満を持して購入することになりました。

目次

まず結論

購入したApple Watch Series 9のスペックは下記のとおり。

Apple Watch Series 9(GPSモデル)45mm
ミッドナイトアルミニウムケース
ミッドナイトスポーツバンド M/L

詳細なレビューは後ほど、まずは結論。

めっちゃ便利やん!
なんでもっと早く買わんかったんや!!

これが結論。

劇的にQOLが向上するって類のモノではないんですけど、持ってるとちょっとずつ便利なことが増えていく、そんなイメージなぴったりなツールですね。
なくてもいいけど、あると便利。
それがApple Watchの正体ですね。


2ヶ月使用レビュー【良いところ】

時間がわかる

当たり前の話ですが、時計なんで腕をみただけで時間の確認が出来ます。
これまでは、iPhoneがあれば腕時計なんていらない!邪魔!!と思っていたんですが、やっぱり時計はあると便利。
時間を確認するためだけにポケットからiPhoneを取り出す必要がなくなったり、打合せ中に目線を逸らすだけでこっそり時間が確認できるというのは地味に便利です。
これは常時点灯機能があるSeries 5以降の恩恵で、SEにはない機能なんで注意が必要です。

文字盤が変更できる

文字盤の種類は50種類以上あり、さらに気象情報やスケジュール、バッテリー状態などの任意情報を自由に配置できる「コンプリケーション」と呼ばれる機能があります。
好みに応じて文字盤をカスタマイズできるので、欲しい情報を一画面に表示することが出来ます。

またマイ文字盤として複数の文字盤を設定でき、例えばアクティビティのときはこの文字盤で、飲み会で終電が気になるときはこの文字盤といった使い分けも可能です。
ちなみにお気に入りの文字盤は「モジュラー」で、コンプリケーションには「ショートカット」「日付」「リマインダー」「スケジュール」「アラーム」「BatteryPhone」を設定しています。
なかでも「リマインダー」をコンプリケーションに登録することで、今日やるべきことが常に目に入る状態になるので、気に入っている機能です。

セサミタッチの解錠がスムーズになった

冬場になると手荒れが原因でセサミタッチが指紋認証しなくなり、結果的にアプリで解錠するハメになることがしばしばありました。
セサミタッチは指紋認証よりICカード使用時の方が解錠動作が早いのですが、Apple Watchに「モバイルSuica」をインストールしたことで、正確かつ素早くセサミタッチで解錠できるようになりました。

めざまし機能が優秀

アラーム音は鳴らないので、「こんなもんで寝起きの悪いこの俺を起こせると思ってるのか!」と思っていたのですが、意外や意外、めっちゃ起きれます。
例えるなら、起きるまで腕を「トントン」叩かれているような状態です。
はじめはバイブ機能だけのめざましでは不安で、iPhoneのアラームとApple Watchのバイブの2段構えにしてたのですが、Apple Watchのバイブだけでしっかり起きれます。
逆に、アラーム音で家族を起こすことなく自分だけ目覚めることが出来るので、ある意味「神機能」でした。

iPhoneを確認する頻度が減る

これまでは通知が来たらその都度ポケットやカバンからiPhoneを出して確認していたのですが、Apple Watchを導入してからは、通知が来たらチラリとApple Watchを確認して、必要があればiPhoneを開く。
明らかにiPhoneを触る頻度が減りましたね。
一日に何回もある出来事なんで、積み重ねが結構デカいんです。

バッテリーが1日持つ

前の晩に充電して、翌日19時から20時ぐらいに仕事から帰ったらバッテリーの残量は30~40%前後。
なんとか1日持つ感じ。夜遅くまで外出してたらバッテリー残量は結構ぎりぎりになりそうですね。
充電時間は、だいたい30分~1時間ぐらいで満充電になるので、お風呂に入っている間とか食事をしている間に充電が完了するイメージです。

2ヶ月使用レビュー【微妙なところ】

ウォレット機能はそんなに使わない

これ、意外かもしれないんですが、Apple Watchでウォレット機能ってそこまで使わないんですよ。
ウォレット自体はすごい使うんですけど、使うのはあくまでもiPhoneであって、Apple Watchじゃない。
と言うのも、買い物するときにメモ帳アプリで買い忘れがないか確認したり、インターネットで調べながらってことが多いんですよね。その時って手に持ってるんですよ、iPhoneを。
で、さらにポイント付与してくれる店なんかでは、楽天ポイントカードやらPontaカードを提示するときにiPhoneの方が探しやすい。
そうなると、決済のときだけApple Watchに切り替える方がめんどくさいんですよね。

通知設定がめんどくさい

iPhoneの通知は忙しいとき無視しといても気にならないんですけど、Apple Watchみたいに手元で通知がくるとついつい見てしまうんですよね。
で、通知のいるいらないの設定しようとすると、まーめんどくさい。
基本的にアプリレベルで通知を「あり」か「なし」を選ぶことになるんで、アプリによっては究極の選択を迫られることになるんですよね。
通知が多過ぎると困るし、絞りすぎると必要な通知を切ってしまう・・・
落とし所がわりと難しいんですよね。

バッテリーが1日しか持たない

毎日充電する必要があるんです。
充電を忘れると、2日目なんかは午前中もバッテリーが持たない。
あと飲み会なんかに行ったりして、途中でバッテリーが切れたら、電車に乗るときに「モバイルSuica」が使えなくなるんで、これは結構困りますね。
バッテリーが一日持つのは良いところと紹介はしたものの、本音はやっぱり2・3日は持って欲しい。
前に使っていたガーミンは、余裕で2・3週間はバッテリーが持つんで、それと比べると毎日充電するって結構めんどくさいんですよ。

バッテリー関係で言うと、Apple Watchは磁気充電ケーブルが特殊なんで、外出時の緊急用に専用のモバイルバッテリーを持っておいた方が良いんじゃないかと思ってます。

今候補になってるのは、CIOの「SMARTCOBY DUAL 950mAh」。38×74×18mmとサイズが小さいのと、重量も60gと軽いんで、次のAmazonセール辺りで狙ってます。


避けては通れないSeries 10との比較

Series 10になってアップデートされたところは次の点です。

  • ケースの厚みが1mm薄くなった
  • ディスプレイサイズが1mm大きくなった
  • ディスプレイが明るくなって、斜めからの視認性が向上した(広角OLEDディスプレイ)
  • ヘッドホンなしで音楽が聴けるようになった
  • 水深計と水温センサーが搭載された
  • 80%までの充電が30分で可能になった。(Series 9は45分)

その他でいいなーと思ったのは、新カラーのジェットブラックがめちゃくちゃかっこいいこと。
逆に、Series 10で残念だなーと思うとろは、せっかく充電時間が短縮されたのに、バッテリーの駆動時間は最大18時間のまま。ここは何とかして欲しかった。

そもそも論ですが、大前提としてSeries 9とSeries 10は、基本的に出来ることまったくは一緒です。
もっと言うと、本格的に購入を検討し始めたSeries 7から機能面はほとんど変わってません。
しいて言うならヘルスケア機能の向上、光学式心拍センサーで計測できる項目が増えたぐらいですね。

Series 10のアップデートがうらやましくないと言うとウソになりますが、買い替えるまでのインパクトは正直ないです。

最後に「Apple Watchは欲しい時に買うのが正解」

さすがに今はSeries 9がファーストチョイスではないですね。
OSのサポート期間を考えたら、少しでも新しい方がサポートの息が長いんで、購入するならSeries 10一択だと思います。
とは言え、Series 9でもSeries 10でも機能面では変わらないんで、セールでSeries 9が手に入るのなら、そっちを狙うのもアリだと思います。

Series 10という節目のタイミングで大幅なアップグレードがあるのではと期待していたんですが、今回の結果を見ていると、おそらく今後数年購入を先延ばしたところで、びっくりするような変化はないように思います
それなら欲しいと思ったタイミングでさっさと買っちゃった方が、早くApple Watchのメリットが受けれるんでそっちの方がいいかなって思います。

以上、Apple Watch Series 9を2ヶ月使ってみてわかったことでした。

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