iPhone16に更新したことをきっかけに、充電環境をUSB-Cに統一するためにiPadも「第9世代」から「11インチiPad Air (M3)」に買い替えをしました。
購入したのは11インチiPad Air(M3)の128GB、カラーはパープル!iPhoneと同様、普段は選ばないカラーにしてみました。

2021年に第9世代発売からもうすぐ4年、リセールバリューを考慮すると買い替えはいいタイミングだったと思います。
iPad Air(M3)を使い始めてから約1ヵ月間経過した感想を述べていきたいと思います。
まず結論
最大のメリットはやはり充電環境。iPhone16と違ってワイヤレス充電ができないものの、CIOのマグネット充電で充分代替できる。
ベゼルがほぼなくなったため、端末のサイズ感はそのままでディスプレイサイズが大きくなった。
インターネット閲覧・動画視聴がメインの使用用途なので、前機種の第9世代と比較してもそんなに性能差は正直感じない。動画編集ぐらい重い処理をすればM3チップの恩恵があるのかもしれない。
これが結論。
3週間使用レビュー【良いところ】
USB-C端子に統一、そしてマグネット充電へ
LightningがなくなりUSB-Cに統一したことで、マグネットケーブルによる充電に移行できました。
iPadはiPhoneと違ってワイヤレス充電が出来ないのですが、USB-C端子にあらかじめマグネットタイプのコネクタを取り付けておくと、ケーブルの抜き差しをすることなく充電することが可能になります。
マグネットタイプのLightning端子という選択もあったのですが、2022年10月の欧州議会の「USB-Cコネクタに統一する法案」を受け、今さらLightning端子にコストをかけるのもなんだかなーってことで見送っていました。
マグネット充電の利点はケーブルを抜き差しする必要がないこと。
磁石でパチンとケーブルと本体が引っ付く感覚は一度体験すると後戻りできないですね。
ディスプレイサイズが大きくなった
スペック上のディスプレイサイズは、第9世代が10.2インチに対してAir(M3)が11インチなので、0.8インチ大きくなったことになるのですが、ホームボタンが廃止されたこと・ベゼルが細くなったことで数字以上にディスプレイが大型化されたように感じます。
本体サイズ・重量ともに大きな違いがない中で、ディスプレイを大きく使えることはメリットですね。
比較項目 | iPad 9世代 | iPad Air M3 |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 10.2インチ | 11インチ |
高さ | 250.6mm | 247.6mm |
幅 | 174.1mm | 178.5mm |
厚さ | 7.5mm | 6.1mm |
重量(Wi-Fiモデル) | 487g | 460g |
3週間使用レビュー【微妙なところ】
トップボタンのTouch IDが押しづらい
あれほど「Face ID」嫌いだったのに、使い始めると「Touch ID」が不便に感じる不思議。
「第9世代」の時はホームボタンにTouch IDが搭載されていたので、右手でも左手でも、親指でも人差し指でも特に気にせずTouch ID機能が使えていました。
一方トップボタンに配置されたTouch IDは、iPadを床置きしている時に絶妙に押しにくい。
ボタン位置が正面からは見えないので、一瞬だけボタン探る動作をしてしまう。「Face ID」と比較すると地味にストレスを感じてしまいます。
まとめ
iPhoneの買い替えと比較すると、iPadは前機種との違いを体感しにくいというのが実情です。
今回は第9世代のスペックに不満があって買い換えたのではなく、OSサポートの延命やリセールバリュー期限を意識した買い替えだったため、特にそう感じたのかもしれません。
逆に言うと、iPadは4・5年前の端末であっても一般的なユーザーであれば長期間ストレスなく使い続けることができると言い換えられます。
動画編集など重たい作業をすると、はじめてM3チップの性能の優位性が感じられるかも知れませんが、動画編集をやるならMacかパソコンを使う人の方が多いですよね。
もしかしたらAir(M3)は必要なかったのでは?「iPad A16」で充分だったのでは?
そんな疑問を検証すべく、子供用に保有しているもう一台の「第9世代」を「A16」に交換することにしました。
と言う理由はウソで、Air(M3)の買い替えと同様、OSサポートとリセールが理由です。
A16を使ってみた感想も今後掲載していく予定をしています。
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