iPhone・iPadを買い替えて依然と大きく変わったのは充電環境です。
これまで充電にLightningケーブルを使用していたのですが、iPhoneとiPadをまとめて買い換えることで充電環境をUSB-Cに移行することが出来ました。
以前購入したCIO NovaPort TRIOⅡ(2C1A)は、充電時にUSB-AとUSB-Cが混在すると最大出力が15Wに低下する仕様だったため、USB-Cへの完全移行を熱望していました。
充電環境を整えよう
充電環境を整えるにあたって、主に充電する場所は自宅・オフィス・車内の3カ所。
また充電環境の要件定義は、充電の都度ケーブルを抜き差ししなくていいようにQi2やMagSafeを使ったワイヤレス充電、もしくはマグネットケーブルを使用すること。
この条件を満たすことを前提で考えていきたいと思います。
自宅編
まずはメインの充電場所である自宅です。
日常的に充電するものは、iPhone16・iPad Air(M3)・Apple Watch 9・MacBook Air・Taotronics Soundliberty 97(イヤホン)の5種類です。
iPhoneと・Apple Watchは毎日、iPadは週1.2回、MacBook Air・Soundliberty 97は2週に1回程度の充電頻度です。
使用する充電器は前述したNovaPort TRIOⅡはUSB-Cが2ポート。
1ポートをApple Watch専用の充電器に割り振ってしまうと、その他の端末すべてを残りの1ポートで賄う必要があるので、ポートが足りません。
3CタイプのNovaPort TRIOⅡに買い直すという選択肢もあったのですが、ゴチャゴチャになりがちなケーブルをまとめる意味でも今回はbelkin(ベルキン)の2 in 1 ワイヤレス充電ドック(WIZ020btH37)を導入し、1ポート(C1)で毎日充電が必要なiPhone・iPadの2台を充電することにしました。
もう一つのポート(C2)では、あまり同時に充電することがないiPadなどに当てます。
こちらは、CIOのスパイラルシリコンケーブル CtoC 1m (CIO-SLSC30000-CC1)に同じくCIOのUSB-C マグネット変換アダプタ(L字タイプ)を取り付けます。
マグネット変換アダプタにはI字 (ストレートタイプ)もあるのですが、以前購入したマグネットシリコンケーブル[ディスプレイ付き](CIO-SLMG-SC-CC2-WH)がケーブルそのもの重みで外れやすく充電が出来ていないケースがあったことから、ストレートタイプは候補から外しました。
NovaPort TRIOⅡのポートの振り分けは次の通り
- C1ポート:2 in 1 ワイヤレス充電ドック(iPhone・Apple Watch)
- C2ポート:スパイラルシリコンケーブル + マグネット変換アダプタ(iPad他)
- Aポート:空き
オフィス編
次に一日の大半を過ごすオフィスでは、iPhoneとiPadの充電をします。
オフィスではiPhoneは毎日、iPadは週2.3回といったところ。
使用する充電器は自宅と同じくNovaPort TRIOⅡです。
C1ポートにはiPhoneの充電用として、belkinのQi2 折りたたみ式ワイヤレス充電スタンド(WIA008btWH)、C2ポートにはiPadの充電用としてCIOのスパイラルケーブル CtoC 1m (CIO-NLSC30000-CC)にマグネット変換アダプタを取り付けます。
NovaPort TRIOⅡのポートの振り分けは次の通り
- C1ポート:Qi2 折りたたみ式ワイヤレス充電スタンド(iPhone)
- C2ポート:スパイラルケーブル + マグネット変換アダプタ(iPad他)
- Aポート:空き
車内編
最後は通勤やお出かけなど、何かと過ごす時間が長い車内では主にiPhoneを充電をします。
ちなみに年間走行距離は2万キロを超えるので、車での充電環境は割と重要です。
今回、ここが一番難航しました。
車内では充電の他、パイオニアのディスプレイオーディオ(DMH-SZ700)とiPhoneを連携させてApple CarPlayを利用しています。
Apple CarPlayとは、iPhoneを車載システムと連携させることで、地図アプリ、音楽アプリ、電話などの機能を車で操作できるようになる機能で、おもにGoogle マップを利用したナビゲーションを使う機会が多いです。
当初、belkinのワイヤレスカーチャージャ(WIC008btGR-NC)の導入を予定していたのですが、DMH-SZ700でApple CarPlayを利用するためにはUSB接続が必要らしく、MagSafe接続ではApple CarPlayが起動しませんでした。
DMH-SZ700の後継機DMH-SF900やDMH-SF600ではワイヤレス接続可能なようので、MagSafe充電でも大丈夫だと思います。
次に、スパイラルケーブル + マグネット変換アダプタの構成で接続しましたが、こちらもまたApple CarPlayが起動しませんでした。
マグネットシリコンケーブル(CIO-SLMG-CC1-WH)のみで接続したところApple CarPlayが起動したことから、マグネット変換アダプタを間に挟んだことが原因だと推測できます。
- DMH-SZ700:マグネットシリコンケーブル(iPhone)
番外編(モバイルバッテリー)
これはCIOのSMARTCOBY SLIM 5K一択。
極薄、Qi2 MagSafe充電、5000mAhの三拍子。
これ以外の製品は現状では考えられない笑
まとめ
LightningからUSB-Cに充電環境を変更するにあたって、かなり散財してしまいました。
ただでさえ、iPhoneとiPadで散財したうえに、さらにさらに…
しかしながら、しばらくはUSB-C規格の充電環境が続くでしょうし、またQi2やMagSafeのワイヤレス充電やマグネット充電の手軽さを体験すると、充電するたびにケーブルを抜き差しする生活には戻れません。
初期投資がかかったものの、理想的な環境が構築できたと満足しています。
コメント